カラー・シャンプー&トリートメントの使い方と注意点
カラーの退色(色落ち)対策には、カラーシャンプーやカラートリートメントはとても効果的です。
毎日のケアで少しずつ色を補うことで、カラーの持ちがよくなります。
ただし、「白髪対策」として使う場合は注意が必要です。
正直なところ、根元の白髪をカラーシャンプー、トリートメントで完全に染めるのはほぼ不可能です。
一度目・二度目の使用では自然な色づきでも、
回数を重ねていくうちに(特に100回など長期間使うと)
色がどんどん重なって、毛先だけが黒く沈んでしまうことがあります。
根元からは毎日新しい髪が生えてくるため、
全体のトーンが徐々に重くなり、
自然な立体感や柔らかさが出にくくなることもあります。
その結果、次回のカラーにも影響を及ぼすことがあります。
また、カラーやカラーシャンプー、トリートメントは白髪を黒く(暗く)染めることはできますが、明るくすることはできません。
根元の髪を明るく染めたい場合は、酸化染毛剤(通常のヘアカラー)でしか現実的には難しいです。
ポイントは、使う回数と毛先のコントロール。
根元中心に使い、毛先は週に1回程度に抑えるなど、
髪の状態に合わせて使い分けるのが理想です。
